フロントエンドエンジニアに必要なスキルとは?
2020/02/11
webサイトやアプリケーションのフロントエンド(ユーザーの目に見える部分)を開発、デザインするフロントエンドエンジニアに必要なスキルをまとめました。
フロントエンジニアとは?
そもそもフロントエンドエンジニアとは・・・
簡単に説明すると「webサイトやアプリケーションの見た目など、ユーザーの目に見える部分を開発、デザインする」エンジニアです。
普段何気なく利用しているサイトやアプリなどはフロントエンドエンジニアが開発、デザインしています。
混同されることがある職種ではHTMLとcssをマークアップするコーダーや、グラフィックソフトを用いて作業するデザイナーがありますが、フロントエンドエンジニアはこれらに加えてSEOやUI/UXを考慮した開発やデザイン、さらにはバックエンドとの接続を前提とした設計・開発を行います。
ここでは触れませんが目に見える部分を開発するフロントエンドエンジニアのほかにも、ユーザーが入力した情報の整理や暗号化などユーザーの目に見えない部分を開発するバックエンドエンジニアなども存在します。
求められるスキルは?
前述したコーダーとデザイナーのスキルに加えてフロントエンドエンジニアに求められるスキルは多岐にわたります。
では実際にどのようなスキルが必要になるのか解説します。
HTML・CSSに扱うスキル
webサイトを作成する際に必ず使用します。
可読性が高くJavaScriptやバックエンドを考慮したコーディングが求められ、現場によってはBEMを利用したcss設計なども必要になります。
フレームワークの知識・スキル
BulmaやBootstrapなどのフレームワークを使用するプロジェクトは多く存在します。
HTML・CSS加えてこれらの知識やスキルも必要となります。
JavaScriptを扱うスキル
フロントエンドエンジニアに必要なスキルを代表するのはJavaScriptです。
JavaScriptとはwebサイトを動的に表現するインタラクティブ機能を付与したり、 バックエンドにデータの受け渡しなど、多くのwebサイトで利用されています。
jQueryやReactなどのライブラリやAngularJS、Vue.jsなどのフレームワークが利用されるプロジェクトも多いので開発効率を高めるためにも知識を深めておくことが大切です。
また、近年では非同期通信(Ajax)によるページ移動を必要としない更新表示が可能となり、APIを利用したコンテンツも多く開発されています。
フロントエンドエンジニアの仕事内容
企業やプロジェクトにもよりますが、デザインをもとにHTML、css、JavaScriptの設計や実装、CMS(コンテンツマネジメントシステム)構築やカスタマイズを担当することが多いです。
ただし、企業によりフロントエンドエンジニアの業務内容が異なることは少なくありません。デザイン部分はデザイナーに任せてコーディング部分のみを担当する企業もあれば、バックエンドを考慮するためデザインの一部はフロントエンドエンジニアに任せるといった企業も存在します。
そのため様々な知識とスキル、そしてそれらを適材適所に使用することが求められます。
また、近年ではスマートフォンなどのモバイル端末の普及により、PCよりもモバイル端末を利用するユーザーが増えたため、レスポンシブデザインやモバイル端末を考慮したUI設計は必須となっています。
まとめ
多くのスキルを求められるフロントエンドエンジニアですがその分需要も多い職業です。特にweb業界は技術やトレンドの移り変わりが非常に早いので常にアンテナを張って吸収し続けることが大切です。