IT・Web業界 職種別年収をご紹介! 【Web業界に転職を考えている方は必見!!】
2020/02/16
IT・Web業界はスマートフォンの爆発的な普及に加えて、今後は5Gの普及やAI技術、VR/ARの発展など目まぐるしい成長を遂げています。
そんなIT・Web業界ですが少子化も相まって最近ではその勢いに人材が追いつかず人手不足…なんてことをよく耳にします。
筆者が転職活動した際にも感じたことですが人材不足を解消する為に好待遇を提示する会社も増えてきたようです。
そこで今回は気になっている方も多いかと思いますWeb業界の職業別年収をご紹介したいと思います!
IT・Web業界とは?
ご紹介の前に皆さんはIT・Web業界とは具体的にどんな業界かご存じでしょうか?
インターネット関連、クリエイティブな業界…などなどあると思いますが、ここでご紹介するIT・Web業界とは「経産省の分類における情報サービス業、インターネット不随サービス業、情報処理、ソフトウェア業」のことを指します。 業界には様々な職種が存在していますの年収や仕事内容も異なります。
ではどんな職業があるのか?そして気になる年収は?など参考にして頂けますと幸いです。
IT・Web業界の職種別年収
Webデザイナー
Web業界といえばほとんど人が真っ先に想像するのではないでしょうか?
主な仕事内容サイトのデザイン設計やバナーの作成、そしてコーディングと勤務先や案件によっては仕事内容の幅が広い職業です。
見た目のデザインも大切ですが、それ以上にクライアントを要望を聞きいて形に落とし込むことが非常に大切です。
Webデザイナーの平均年収
Webデザイナーの平均年収は約400万円です。
この金額に求められるスキルはIllustratorやPhotoshopといったソフトを使え、コーディングができるぐらいです。ここからさらにスマホ対応やWordPressの知識といったマルチな能力を持つことによってさらなる年収アップが狙えます。
フロントエンドエンジニア
「フロント」つまりwebサイトやアプリケーションの見た目など、ユーザーの目に見える部分を開発、デザインするエンジニアです。
SEOやUI/UXを考慮した開発やデザイン、さらにはバックエンドとの接続を前提とした設計・開発を行います。 フロントエンドエンジニアの使用する言語で代表的なのはJavaScriptですね。
Webサイトにアニメーションをつけたりユーザーが入力したデータを受け渡しするなど多岐にわたります。
フロントエンドエンジニアの平均年収
フロントエンドエンジニアの平均年収は約546万円です。
フロント部分に関して専門的になっているのでWebデザイナーよりも年収の高い傾向があります。
この金額に求められるスキルはHTML、cssとJavaScriptを用いた開発に加えてライブラリやフレームワークの活用が必須です。
サーバーエンドエンジニア
名前の通り、サーバー側で行う処理に対して必要なプログラムの開発や、サーバーで扱うデータの管理を行うエンジニアのことを言います。バックエンドエンジニアと表現されることもありますが同じ認識で良いと思います。
フロントエンドエンジニアに対しにサーバーで行う処理(目に見えない処理)の開発や保守を担当します。
サーバーエンドエンジニアの平均年収
サーバーエンドエンジニアの平均年収は約563万円です。 開発環境にもよりますがJavaなどのコンパイラ型言語とPHPなどのインタプリタ型言語の知識、スキルが必要になります。
フロントエンドエンジニア同様にフレームワークの活用やデータベースの知識も必要になります。
Webディレクター
Webディレクターとは、Web業界においてプロジェクトを監督・指揮・管理する人を指します。進行役のようなイメージですね。
このポジションの人次第でプロジェクトの進み具合に雲泥の差がでると言っても過言ではありません。
webディレクターと平均年収
webディレクターと平均年収は約486万円です。
クリエイティブ系の職種に比べてマネジメント経験やSEOやマーケティングが重要になります。
Webコンテンツの制作は、複数のプロジェクトが同時に動いている場合が少なくありません。しですので、Webディレクターは各プロジェクトの進捗状況やスケジュールを十分に把握する必要があります。
システムエンジニア
現場ではSE(システムエンジニア)と呼ばれクライアントからのヒアリングやシステムの設計がメインの仕事となっています。
システムやマシンに対して非常に深い知識を持っている人が多いので社内の開発環境の準備など社内SEとして活躍される人多いです。
システムエンジニアの平均年収
システムエンジニアの平均年収は約541万円です。
SEに必要な能力は「コミュニケーション能力」「技術的能力」「マネジメント能力」が挙げられます。特に「技術的能力」をより深く習得することによってクライアントに最適なシステムを提案することが可能になり、年収アップに繋がります。
グラフィックデザイナー
数あるデザイナーの中でも、特にアート志向が高い職業がグラフィックデザイナーです。主にポスターや書籍、商品パッケージなどの制作を担当し、クライアントからの内容をもとに美しく印象的にデザインします。
センスが求められるのはもちろんですが、写真やフォント、色彩などの専門知識も必要です。印刷工程の知識も必要となります。
グラフィックデザイナーの平均年収
グラフィックデザイナーの平均年収は424万円です。
クリエイティブ系職種の中では少し低めの水準となっています。これはデザイン料金の低価格化が進んでいることや正確に価値を計れないことも要因として挙げられるようです。
ですが実力主義の世界であることには変わりないので技術さ身に着ければ高収入を狙うことも十分に可能です。
IT・Web業界の今後について
今回はIT・Web業界とりわけWeb業界の職種をメインとした平均年収をご紹介しました
どの職業にも言えることですが、業界の風潮もありトレンドや技術的進歩が非常に早いですので日々のインプット・アウトプットが重要になります。
数年前までは主流だったのに…といったこも珍しくありません。
しかし、それは裏を返せば新しいトレンドや技術を身に着ければ、転職や年収アップのチャンスが多いことになります。